マレーシアで商標出願するには?

マレーシアの商標権|商標登録LEO

マレーシアの商標権

マレーシアでの商標の基礎知識

マレーシアは、日本とほぼ同じ面積ですが、人口は2,860万人で日本の約4分の1くらいで、面積の多くがジャングル出しめられている東南アジアの国です。
日系企業の製造工場も多かったり、「Vision2020」という、2020年までにマレーシアを先進国の仲間入りしようという大きな開発目標があります。
特に、工業とIT分野に関してはとても進んでいる国ともいえます。
そのためもあり、マレーシアの知的財産関係の出願件数は毎年伸び続けていて、現在では30,000件ほどあるそうです。
外国からの出願も多く、そのうち日本は全体の10%近く出願しているそうです。

 

マレーシアの標識という考え

マレーシアの商標制度は、日本と同じで、「先出願主義」です。
マレーシアで「商標」とは、図形的に表示できて、ある者が業として扱う商品やサービスと、他の者が扱うものとを識別できるもので、識別力を有す図形、名前、署名、単語、文字、数字やそれらの組合などが含まれます。
また、商標が英語かマレーシア語以外の場合は、翻訳が求められます。

 

出願日が商標登録日(日本は登録日)となり、商標登録をすることにより、出願日より排他的な権利が与えられます。
マレーシアの商標申請は、出願後公開制度や審査請求制度がないかわりに、実体審査があり、要件を満たす場合は出願日付で登録され、商標権が発生します。
また、2011年に商標制度で大きな改正があって電子出願や早期審査制度が導入されました。そのためにスピーディな登録が可能となりました。

 

マレーシアと日本の制度での大きな違いは、複数の区分で権利を取得したい場合には、区分ごとに別出願する必要があるということです。
マレーシアでは商標出願の際に、商標の正当な権利者である旨の「出願宣誓書」を商標出願から1年以内に提出します。
存続期間は、出願日から10年間であり(日本は登録日から10年)、10年ごとに無制限に更新ができます。日本と同様、商標登録後3年間使用しなかった場合は、廃止される可能性があります。

 

マレーシアの商標の拒絶理由で多いものは、
・マレーシア国内において、他人の周知商標と同一又は類似の商標
・識別力を有さない商標(使用により識別力を獲得したものは登録できます)
などです。

 

マレーシアにおいての商標の国際条約

また、主な主な加盟国際条約は、
パリ条約(1989年1月1日発効)
ニース協定(2007年9月28日発効)
ウィーン協定(2007年9月28日発効)
知的財産権の貿易関連の側面に関する協定(TRIPS)
世界貿易機関(WTO)
などがあります。

 

マレーシアはマドリッド協定議定書に加盟していませんので、マレーシアに直接出願する必要があります。
出願の際の使用言語は英語またはマレーシア語となります。

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